インターネット古本屋への道

ネット古本屋の志願者のための入門講座です
2002年3月5日創刊の下記メルマガに連載したものです
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インターネット古本屋への道 第4回》(2002.4/16)
前回、当たり前のこと過ぎて、説明するのを忘れてしまいましたが、
(整然としたリスト)
 通販リストは、サイト訪問者が目指す本を探しやすいように、 分野別、作者別などに区分けする必要があります。 適当な区分がされずに、ただ羅列されているだけの縦長リストだと、 折角の訪問者が立ち去ってしまう可能性もあります。
 私自身、あるサイトを訪問したときに、マンガ家別に整理されていなかったので、 探すのが面倒になったという体験があります。現在、マンガ分野以外の通販も始めましたけど、 色々な分野にダブルこともあって、区分けするというのには難しい面もありますね。
また、リストがかなりの量になった時にちゃんと整理されていないと、 注文が入ったのに自分のサイトでの掲載場所が判らないということも起こり得ます。 その意味でも、整理番号は必要かもしれません。
 つまるところ、リストに何を記載するかと同様、通販システム全てについて言えると思いますが、 自分が本を探しているサイト来訪者になったつもりで、ということだと思います。

3. ホームページの作成
 「ホームページの作成」というだけで身構えてしまう人もいるかもしれませんが、 私はサラリーマン時代からワープロが苦手で、表計算とデータベースのソフトくらいしか 使ったことがなく、パソコンを買ってインターネットを始めたときにも、 Eメールをやりとりしたり、ネットをうろうろし、時には掲示板に書き込むという程度でした。 そんな中年のおじさんにも自分のサイトが開設出来たのですから、 Eメールのやりとりさえできる程度の知識があれば、恐れるに足らずです。 初めてのことばっかりで、戸惑うことも多いとは思いますが・・・。
 技術的なことには今でも疎い私ですので、表現などに間違いがあったらご容赦を。

 ホームページは、タグというHTML言語で書かれています。 どんなものかというと、今ご覧になっているこのページで、 ブラウザの表示というメニューの中のソースをクリックしていただくと、 タグで記載された原文をみることが出来ます。一定のルールの則って作成しているため、 ブラウザ上でご覧のようにホームページが表示されているわけです。
 タグを意識せずに簡単にホームページが作成できるという専用ソフトを持っていないので、 それがあったら便利なのかどうか判断する材料を持ち合わせていませんが、 今私が打ち込んでいるMicrosoftWordというソフトにも HTMLという保存形式がありますので、簡単にホームページはできるのですが、 そのソースを見てみると不要なタグがたくさん使われています。これらたくさんの不要なタグは、 ページを重くするだけですし、不要なタグを削除しなければならないので、 ホームページ作成に限っていえば私にとってはWordは使いづらいソフトということになります。
 また、タグを知っておくと、気に入ったページのソースからテクニックを学ぶこともできます。 例をあげますと現在使っている当店の注文フォームは、札幌の同業者・好友堂さんが 以前使っていたフォームのソースを見て、夢の屋なりに改造したものです。 このタグに慣れておくと戸惑わなくって済むことがたくさん出てきますので、 ホームページ簡単作成の専用ソフトを使うにしても、 タグについて少しは知識を持っていた方が良いと思います。 

 かく言う私は、読みやすそうな解説書一冊(HTMLの入門書)、 ダウンロードしたホームページ作成フリーソフト三種、各種のホームページ作成解説サイトや 同業者からの情報などのお世話になって、作成しています。
 私も知らないことだらけですけど、あまりデザインに凝る必要はないでしょう。 折角サイトを訪問してくれた人が、迷子にならずに、とまどわずに注文できるサイトであれば・・・。
 ホームページのデザインは格好良いに越したことはないでしょうけど、 あまり懲りすぎて画像や色んなホームページ作成テクニックなどを多様して、 ページが重くなってしまっては、折角訪れたお客さんもページが表示される前に 帰ってしまうことにつながります。 このことはネットを渡り歩いた時の自分の経験を思いだしていただければ、判ると思います。
(私は、いらちなので、普段はインターネット・エクスプローラーのツールで 「画像の非表示」を選択してネットをやっております。時間短縮のため。)

 なお、古本屋さんのリスト作りなどについては、the古書さんに 「古本屋さんの為の、パソコン教室」というのがあり詳しく解説されていますので、どうぞ。 http://www.interq.or.jp/classic/book/

2003.3/30追記
皆さんがどんなホームページ作成ソフトを持っているのか知りませんが、個人的に重宝しているフリーソフトを紹介しておきます。
・フリーソフト「SuperTag 32 Pro」これが私のメインソフトです。
・表作成時のみ使用のフリーソフト「HTML Writer」、エクセルで作成したリストをHTMLに変換するとき
・フリーソフト「Homepage Manager Ver 1.26」は、既存のページを少し修正したりするのには簡単で優れもの。通販リストでの売切表示、売切商品の削除、文字の大きさをまとめて変換など
・色んなページにある同一のものをまとめて変換できる重宝なフリーソフト複数のHTML&テキストファイル内を一括置換 TextSS ホント助かっています

2003.4/19追記
私もお世話になっていたホームページ作成の解説サイトです。
とほほのWWW入門
その丁寧な入門解説は一括ダウンロードできますので、迷ったら、悩んだら、そのサイトに行かなくても、いつでも即開くことができます。

屋 号
 古物商の許可申請には、「営業所の名称」という項目があるので、屋号は早めに決める必要があります。 ずっと名乗ることになるネット古本屋の屋号を何と命名するかは結構重要だと思います。 記憶に残って憶えやすい屋号の方が何かの時に「あの店か」と思ってもらえるでしょうから、 有利だと思います。私は貸本屋を始めるとき当初「夢屋」にしようと思っていましたが、 電話帳を見たら市内に同名の店がたくさんあり、「夢の屋」に決めましたけど、 ホームページを開設してから気付いたのですが、「夢屋」という古本屋さんがあってネット通販もしていました。
 業種が違えば同名でも何ら問題はないのでしょうけど、 古本屋さんに同じ屋号の人がいるかどうかは検索エンジンで調べて、 同じ屋号や勘違いし易い古本屋さんがある場合には、その名前を避けた方が良いでしょう。 何も好んで他店と同名の屋号にする必要はないと思いますから。

プラウザと表示画面
 当方のアクセス解析によりますと、パソコンによって色んな大きさの表示画面を使っている人がおり、 また率はすくないもののプラウザとしてネットスケイプを愛用している方もおります。 初めて、他のパソコンで自分のサイトを見たときには、別のサイトと思えたほど、 見た感じが違いました。また、ネットスケイプのソフトを初めてダウンロードして自サイトをみた時も、 I.E.との見え方の違いにビックリしました。また、文字をスクロールさせるMARQUEEというタグなど ネットスケイプでは機能しないということも、指摘されるまで知りませんでした。 ですから、他のパソコンやプラウザでどう表示されるか、一度確認してみることをオススメします。

(次回は、「支払いの方法」についてです。)

第5回 4. 支払いと送料
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