インターネット古本屋への道

ネット古本屋の志願者のための入門講座です
2002年3月5日創刊の下記メルマガに連載したものです
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インターネット古本屋への道 補足》(2004.5/7)
(複数の決済方法) 「4.支払いと送料」補足
 通販を開始した2000年1月から支払いの方法は郵便振替の一本でやっていた。ときたま代引きの希望にも応じていたけれど。(代引き手数料が250円もかかるので、すすめるつもりはない)何故に郵便振替だったのかというと、以前から利用していた古本屋の目録(印刷物)通販では郵便振替を使っていたこと。郵便振替の手数料は銀行のそれに比べたら格段と安いこと。(銀行の手数料はその後更にアップ?)時間はかかるけど、入金の通知が郵便で届くこと。(銀行の場合は、いちいち記帳しないと入金確認ができなかったはず)
 一方クレジットカードはそのセキュリティが不安で個人的にネットで使用する場合にもためらいがあったので、
検討の選択肢にはなっていない。(クレジットカードを決済手段にする場合、店としてどんな固定経費がかかるのかは全く無知)ネット銀行もセキュリティではちょっと不安だったけど、色んな情報が入ってくると、手数料が安い(JN同士だと52円)ということ、なんたってネット上で即日入金確認ができるというメリットなどが判ったので、一年前の2003年4月からジャパンネットバンクを決済手段のひとつとして採用した。

 2003年5月〜12月の8か月間の利用実績を見てみると、件数ではなく金額ベースだが、22パーセントがジャパンネットを利用しての支払いとなっている。郵便振替の中にはネットで手続きした分もいくらかは含まれていると思うので、四分の一(金額ベース)の人がネットで送金手続きをしていることになる。

 私自身はたまたま郵便局の近くに住んでいるから、郵便局へ行くのは何の苦にもならないけど、人口密度の低いところなど、わざわざ郵便局まで行って手続きするというのは結構大変な人が多いのかもしれません。案外そんな人が、上乗せ手数料を支払って代金引換を利用しているのかも…
 郵便局だと土日と祝日は休みだし、窓口も午後4時まで。その点、ネット銀行は、自宅や職場に居ながら24時間手続きできる。(こちらが支払う立場で便利です)
こんな利用し易さがあるから、ネット銀行の利用者が多いのかもしれません。また、もっと増えていくのだと思います。

 一人の消費者として、自分が支払うときに利用したくない決済手段は、ネット古本屋としても採用はしたくありませんけど、ネット古本屋を利用する人は決済についてそれぞれが様々な考えを持っているんでしょうから、色んな選択肢を用意することは、間違いなく購入しやすい店につながるんだと思います。(高額な固定経費がかかるものは論外として)
 発展途上の夢の屋もそのうち何時か新たな決済方法を採用するかもしれません。
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