「週刊新潮」編集部/編《題名》「週刊新潮」が報じたスキャンダル戦後史、《出版社/発行年/サイズ》新潮社/新潮文庫、2008初、文庫 ★(カバー裏表紙の解説)「人は所詮、金と色と権力欲だ──。人間の奥底に隠れた本質が噴き出すとき、世間はそれをスキャンダルと呼ぶ。昭和三十一年の創刊以来、喝采を浴びた美談にも、時の英雄の姿にも惑わされず、常識の裏を追及しつづける「週刊新潮」。政財界事件から皇室報道、芸能ゴシップまで、半世紀に亘る膨大な記事の中から選りすぐった傑作を収録。戦後日本の「裏側」がここに集大成されている。」/★(店主)本書で一番興味深かったのは、札幌医大で行われた心臓移植についての昭和43年の記事「「奇跡的に蘇生」と報道されていた心臓提供者」と、本書のために行われた渡辺淳一との特別対談「週刊誌の取材に応えたばかりに……」(聴き手は松田修(元編集長で心臓移植当時に札幌医大・渡辺淳一に取材してこの記事を書いた記者))。このことが無ければ、小説家になっていなかった可能性があるので、とても面白い記事&対談です。 ★本の状態は並、背少折れ目、総468ページ、定価(本体)590円 ★送料はゆうメールで300円、Y69-053 |