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| 笠井潔《題名》九鬼鴻三郎の冒険 全3巻(新書版/ヴァンパイヤー血風録/風雲録/疾風録)SF伝奇アクション、《出版社/発行年/サイズ》角川書店/カドカワ・ノベルズ、1989〜1990初、新書 ★全3巻「1.ヴァンパイヤー血風録」「2.ヴァンパイヤー風雲録」「3.ヴァンパイヤー疾風録」、「ヴァンパイヤー風雲録」と「ヴァンパイヤー疾風録」とは書下し、1〜3カバー絵・生頼範義、1本文イラスト・生頼範義、2〜3本文イラスト・渡辺伸綱、SF伝奇アクション、★(カバー袖解説)1.「九鬼鴻三郎。狂涛の運命を享受された若き野獣だ。暴走集団〈マッドライダーズ〉を率いて首都を席巻する九鬼は、その手腕を買われ19歳にして右翼結社・三兵会へと身を投じた。今や政界は空前の疑獄事件により混迷の極に達している。その渦中に、三兵会の烈士が巨悪の黒幕、首相俵田の粛清に起った。九鬼はこの義挙を目撃することから三兵会と政界との汚濁の構図を知り、追う者として追われる反徒として疾ることとなる。これが、熱き渇望の野を駆ける九鬼の、天与の闘いの序幕であった。 ご存知、超人気シリーズの、主人公の出生と若き日の知勇の萌芽を綴る番外編の第1弾。」、2.「首相俵田の死命を制する重要機密を掌中にした事から命をつけ狙われ、根室ルートよりソ連へ脱出した九鬼鴻三郎。モスクワの上級訓練学校で破壊工作技術を叩き込まれ、KGB謀報員として世界を巡った彼に下された新たな命が、日本で極秘作戦であった。久々の東京。標的は二人のアメリカ人。ヴェトナム反共連盟ミン将軍の傭兵だという。尾行。撹乱。銃火が新宿の闇を裂いた。やがて九鬼は、ヴェトナム戦争の忠実の裏に隠された壮大な謀略計画の存在を知る。鍵は、香港の売春窟に幽閉された娘ランが握っている。九鬼は飛んだ。舞台は東京から南シナ海の街へ。凄絶な闘いは夜明けを知らない――。」、3.「KGBの命をうけヴェトナム娘ラン救出へと香港に飛んだ九鬼鴻三郎。作戦の目的は、米国兵器産業の黒幕マーカス、そして「ヴェトナム反共同盟」ミン将軍の目論見を察知し壊滅する事にあった。マーカスは、15年前にヴェトナムで消息を絶った息子の生存を確認すべく傭兵部隊を組織し、ミンはこれに乗じ多額の資金を得ようとしていた。九鬼はこの部隊へと潜入し一路ヴェトナムへ。が、そこに待っていたのは幾重にも錯綜した策略と欲望の渦であった。KGBの真の狙いは。ランの正体は。CIAの動向は。信ずるものは何も無い。スーパー戦士・九鬼の思想の転換と、果てなき闘いへの渇望の発露を描く、超人気シリーズ、堂々の大団円。」 ★本の状態は並〜不良、小口少ヤケ、カバー上端少痛み、第2巻裏表紙側折り部分5センチ破れ傷み、定価各700円 ★送料はゆうメールで130円(代引除く特約、Y69-030 |