都筑道夫《題名》神州魔法陣 大伝奇時代長編、《出版社/発行年/サイズ》桃源社、1980再、四六判 ★「江戸八百八町に続発する若い娘の変死!その謎を追う素浪人内藤端午と独楽使いの名人巳之吉の前に、平賀源内と名のる老人が現れた。白い髪を総髪にし、無気味な顔で死びとを操る老人は一体なに者か?端午と巳之吉は、老人にとらわれた韋駄天のお絹を救い出すべく死びと相手に壮絶な死闘をくり広げる。小鼠の次郎、占い師お近を伴い、二人は正体不明の老人を追って東海道五十三次を一路京へとめざすが…。」/、★(三部構成)「八百八町しのび独楽」「五十三次しのび独楽」「三十六峯しのび独楽」、★(店主)都筑道夫作の長編伝奇小説では、「かがみ地獄」と「神変武甲伝奇」を読んだけど、先が気になるワクワク感ではイマイチでしたが、この「神州魔法陣」は久々に私好みの伝奇時代です。後書の「読み始めたらやめられない」という工夫に満足しました。こういうのをもっと読みたいのだけど、半村良、隆 慶一郎タイプは居ないかな? ★本の状態は並、小口少ヤケ、カバー少痛み、本体裏表紙少折れ、総471ページ(二段組)、定価1300円 ★送料はゆうメールで300円、Y69-014 |