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| 谷口ジロー/画、関川夏央/作《題名》西風は白い(粒揃い短編集)、《出版社/発行年/サイズ》双葉社/アクション・コミックス、1984初、B6 ★（収録内容）「西風は白い」/「死よりも赤く」/「夏は蒼ざめた荒野」/「彼方には緑の森」/「マッキンレーの眠れる鳩」/「北の黙示録」/「犬の日」/「死ぬには好い日だ」/(特別読物)関川夏央「択捉の武士(エトロフの武士)」/谷口ジロー「季節のない風」/、★(店主)これは先日友人からまとめて仕入れたマンガの中の一冊だが、昔読んだ谷口ジロー作品は貸本屋廃業の時にダンボール詰めしたままなので、早速読んだ。再読のはずなのだが、どの短編も全く記憶にないストーリーで、大変面白かった。タイトルはしっかりと、表紙画像はうっすらと記憶にあるんだけど、内容は全く憶えておらず、まるで初読みたいな感じ。谷口ジロー＆関川夏央コンビ作品では最高の部類に入る濃い傑作の短編集です、私好みの。気になったのでエッセイ「択捉の武士」を検索してみたら、未収録だけれど、谷口ジローが描いているようです。この短編集の翌年1985年に「北のサムライ」という題名で発表されたとのこと。ネット情報によると収録した短編集が近々出るらしいと。是非読みたい気になる作品です。 ★本の状態は並、小口研磨跡、小口少ヤケ、カバー上端少痛み、総270ページ、定価480円 ★送料はゆうメールで90円(代引除く特約、Y63-20 |