坂口安吾《題名》堕落論(1947年3版)、《出版社/発行年/サイズ》銀座出版社、昭和22年(1947)9/25再(3版)、B6判上製、元々カバーがあった本なのか無い本なのか不明 ★(収録内容)「日本文化私観」/「青春論」/「堕落論」/「続堕落論」/「デカダン文学論」/「戯作者文学論」/「FARCEに就いて」/「文学のふるさと」/「咢堂小論」/「文藝時評」/「風俗時評」/「長島の死に就て」/「エスキス・スタンダール……長島萃(遺稿)」/後記/、★(店主)古い本だということもあって状態の悪い本ですが、読めれば充分という方に。私は、あの「堕落論」がどんな装幀で、どんな収録内容で発行されたのかなどが気になって買い求めました。「後記」には「この評論集はもと中央公論社より後日刊行予定のところ、私の身辺に重病人あり、至急出版の必要に迫られ」「出版物の装訂とか組み方など全然出版社まかせで一言半句注文をつけたことのない私が、この一冊に限って、色々の注文」云々などという生々しい記述もあります。 ★本の状態は不良品、小口ヤケシミ汚れ、下角ヨレ、本文部分にも少シミ、全体痛み・背破れ、表紙&裏表紙2枚貼り合わせ剥離、目次に赤ペンでチェックマーク書込み、総313ページ、定価60円 ★送料はゆうメールで90円(代引除く特約、Y59-64 |