照樹務(宮崎駿)/脚本演出、モンキー・パンチ/原作《題名》さらば愛しきルパン テレビ・ルパン三世シリーズ/B6版、《出版社/発行年/サイズ》双葉社/アクションコミックス・アニメ版、1982初、B6 ★ルパン三世 (TV第2シリーズ)第155話(最終話)を宮崎駿が照樹務の名義で脚本・演出を担当、★(店主)後の「風の谷のナウシカ」や「天空の城ラピュタ」で登場する、その原型のようなロボット兵が登場、というのが以前に読んだときの印象。今回久々に再読しましたが、ロボット兵を操縦しているヘルメット姿の“小山田マキ”は髪型も“ナウシカ”にソックリ。本作「さらば愛しきルパン」は1980年の作品だが、マンガ「風の谷のナウシカ」は1982年から連載を開始ということは、「さらば愛しきルパン」作成当時、宮崎駿がずっと温めてきたであろう“ナウシカ”の原型が“小山田マキ”というキャラクターで発露したもので、だから近いうちに「風の谷のナウシカ」の連載を始め、それをいつかアニメ化する時には“ナウシカ”役の声優は“小山田マキ”と同じ島本須美で行こうと、「さらば愛しきルパン」の時点で宮崎駿は決めていたんだろうな、などと思った次第です。そう考えると、TV第2シリーズの最終話にふさわしい、「風の谷のナウシカ」の連載を予言するようなストーリーとキャラクターだったんですね。(宮崎駿氏がそんなことをインタビューや対談などで既に語っているのかもしれませんが、資料となるような本・雑誌などはネット古本屋として全て手放し済みで、今は確認不能です。もっとも、それらの資料があったとしても、紐解く体力はもうありませんけど) ★本の状態は並、小口少ヤケ、カバー上端少痛み、総158ページ、定価680円 ★送料はゆうメールで90円(代引除く特約、Y58-020 |