ブルーノ・ムナーリ、 窪田富男訳《題名》ナンセンスの機械(帯/不良品)、《出版社/発行年/サイズ》筑摩書房、1979初、17×24cm ★(裏表紙の解説)「アメリカでは小型の電気モーターを使った消しゴムが売られている。この発明のおかげで、人間はエネルギーの節約が出来るようになり、この節約分を一年間たくわえると、八メートルの高さまで飛び上がることが出来るという。 ノート:この発明は正真正銘の事実であるが、人間が空高く飛び上がれるという話は、純粋なファンタジーである。このファンタジーは一見ばかげてみえる実際の発明と、ムナーリの<機械>との間には、密接な関係があることを証明している。この<機械>はムナーリが、1942年に、電動式消しゴムの発明者たちを笑わせる目的で考案した物である。」/、★(帯背のコピー)「無用の用・用の無用」/、★(店主)「目覚時計をおとなしくさせる機械」「蝶の羽ばたきを利用した扇風機」などなど、物々しくってユーモラスな無用のナンセンス機械たち。右ページの機械の解説・作り方を読みつつ左ページの三色のイラストを眺めて仕組みを確認しつつ、その莫迦ばかしさにニンマリするのに、本の状態が悪くとも妨げにはなりません。 ★本の状態は不良、表紙・背・裏表紙・帯濡れヨレシミ汚れ、小口少ヤケ・背側下部少ヨレ、総73ページ、定価950円 ★送料はゆうメールで90円(代引除く特約、Y57-39 |